救急車の適正利用
その119番、本当に緊急ですか?
救急車の適正利用について
年々増加している救急出動件数。その中には、緊急性がないのに救急車を要請するケースも増えてきています。その為、本当に必要とする時に救急車が不在といったことになりかねません。
管内の救急車は、本部町に1台・今帰仁村に1台ずつしかありません。救急の際には名護市の病院に搬送する為、通報を受けてから消防署に戻るまで、平均で1時間20分程度かかっています。その間、消防署には救急車が無く、隊員も少なくなってしまう為、他の災害が発生した際や、重症患者への対応が難しくなります。
ただし、事故や急病、重いケガなどで救急車以外に搬送の手段がなく、すぐに病院で処置をしなければならない場合は迷わずに119番通報して下さい。
救急車が現場に到着するまでに通報から平均して約7~8分かかっています。心臓や呼吸が止まった人の命が助かる可能性は心肺停止後の数分間が勝負と言われており、蘇生を始めるのが1分遅れると生存率が約10%低下すると言われています。
当消防組合では火災や交通事故、急病の傷病者の命を守る為、24時間常に出動に備えています。しかし、救急車・消防車の台数、救急隊員・消防隊員には限りがあります。
1分1秒を争う人の為、救える命を救う為、皆さんの生命・財産を守る為に
『救急車の適正利用』ご協力をお願いします。
救急車の適正利用にご協力ください。
総務省消防庁の救急車利用マニュアル 詳しくはこちら